1月27日28日、中山峠周辺にて基本クラス40名、中級クラス10名、上級実践3名、講師20名、運営スタッフ含め90名ほどが参加して、第29回北海道雪崩講習会道央校の実習講習会が開催されました。ここ数シーズンの雪崩事故を反映してか、今回も募集早々にキャンセル待ちになりました。初日は小雪模様でしたが、二日目は日差しもあり穏やかで事故もなく無事終了しました。参加の皆さん、特に東北や道内遠隔地からの参加の方は大変お疲れさまでした。
積雪観察・ピットテスト、シグナルサーチ・エアポートアプローチ、複数埋没、プロービング、シャベリングと埋没シナリオ3パターンのレスキューを班ごとに実習しましたが、受講生のスキルアップが確実に感じられて大変良い訓練となりました。次年度は中級クラスや講師志望クラスを受講しますとの声も多く聞かれました。
なお、上級実践クラスは二日間とも近郊の山岳エリアにてリスクマネジメントを実践しながらパウダー滑走を楽しんだようです。