札幌地方山岳遭難防止対策協議会を組織する6市の救助隊及び北海道警察本部山岳救助隊が、2月3日及び4日に札幌市南区滝野自然学園において合同で、研修及び訓練が実施され、当会(北海道雪崩研究会)会員が講師として参加しました。
1日目は北海道警察山岳救助隊による山岳遭難事案等についての講演及び保温ラッピングの実演、雪崩サーチ&レスキューについての当会講師による座学及び机上トレーニングを実施。
2日目は4つの班に分かれて、午前中に積雪観察・ピットテスト、エアポートアプローチ、プロービング及びシャベリングの訓練を実施し、午後は複数埋没のシナリオトレーニングを行いました。最後のシナリオトレーニングでは、リーダーの指揮のもと、捜索者の皆さんに役割分担を意識した有機的な動きが見られ、大変、意義深い訓練となりました。