第30回北海道雪崩講習会道東講習会の実習講習会が開催されました。

2月8日9日中札内村周辺にて、受講生7名、講師・サブ講師・事務局5名が参加して、道東講習会の実習講習会が開催されました。1日目は積雪観察・ピットテスト、エアポートアプローチ、複数埋没、プロービング、シャベリングなどの基礎訓練を実施。2日目は本格的なシャベリング・プロービング実習の後、雪崩埋没者救助の3種のシナリオ・トレーニングを実施。少人数のため講師と受講生のコミュニケーションがとりやすく、良い講習となりました。2日目朝のミーティングでシナリオトレーニングの映像を見てもらったのが良かったと思います。
3日夜からの大量降雪までは事務局は訓練地を探して近郊の偵察をしたりと苦労されたようです。市民生活は大変だったと思いますが、雪山関係者にとっては恵みの雪になりました。自宅の駐車場から車が出せずに受講を断念した方が1名出てしまったのが残念です。
これで道内三か所で実施された第30回雪崩講習会も事故もなく無事に終了いたしました。受講生のみなさん、指導いただいた講師の皆さん、事務局の皆さんお疲れ様でした。来年度の講習会スケジュールも決まりましたので別途ご連絡いたします。