1月25日26日は中山峠付近の山中にて第30回北海道雪崩講習会道央校の実習講習会が行われました。基本クラス25名、中級クラス15名、上級実践クラス3名、講師・講師志望生19名、事務局4名が参加。例年になく外気温は-4℃前後と暖かく、風も弱く訓練には絶好の天気に恵まれ訓練メニューを順調にこなすことができました。積雪観察・ピットテスト、シグナルサーチ・エアポートアプローチ、複数埋没、プロービング、シャベリングと埋没シナリオのレスキューを班ごとに実習しました。総合シナリオトレーニングでは、雪崩遭遇時のコンパニオンレスキューにおけるリーダーの指示、メンバー間の情報共有、チーム連携プレーなど実りあるある訓練になったと思います。
次年度は中級クラス、上級実践クラス、講師志望クラスを受講しますとの声も多く聞かれました。なお、上級実践クラスは二日間とも近郊の山岳エリアにてリスクマネジメントを実践しながらパウダー滑走を楽しんだようです。
総勢80名ほどが参加しての講習会でしたが、今回もトラブルや事故もなく無事に講習会を終えることができました。事務局を担当された方々に感謝いたします。
道北校、道東校とまだまだ雪崩講習会は続きます。引き続き関係者の皆さんよろしくお願いします。
シナリオ実習の様子は下記より