8/26「山岳事故の責任と組織のリスクマネジメント」講演会がありました。

8月26日19時よりアスティ45にて北海道雪崩研究会主催の「山岳事故の責任と組織のリスクマネジメント」についての講演会がありました。講師は当会の榊原健一。一般論として、過失、注意義務、安全確保義務、救助、使用者責任、事務管理、危険引受、保険、免責同意書、過失相殺などについて話があった後、大日岳事故などの事例紹介、ISO31000を元に組織のリスクマネジメントについての話がありました。事故が起こった場合も事前のリスクアセスメントの有無が安全管理義務の評価を左右とのこと。

8月26日(月)「山岳事故の責任と組織のリスクマネージメント」研修会(雪崩講習会等に関連して)を開催します。

雪崩講習会を運営する組織や個人、受講対象者の安全管理研修会を下記要領にて開催します。北海道雪崩研究会会員以外の組織・個人の方々の出席も自由となっておりますので、是非ご参加よろしくお願いいたします。講習とディスカッション形式での学習と情報交換の場となります。皆様と広く情報共有・交換が出来れば幸いです。

主 催 特定非営利活動法人北海道雪崩研究会
内 容 1.山岳事故の責任~免責と注意義務について 
     2.組織としてのリスクマネージメント
日 時 令和元年8月26日(月)19:00~20:30
場 所 北海道医療大学 札幌サテライトキャンパス 講義室A・B
  札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 12F 
  https://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~satellit/contents/access.html
参加費 無料
参考図書 登山者のための法律入門 (山と渓谷社)
https://www.yamakei.co.jp/products/2817510480.html

当日直接参加も受付させていただきますが、会場準備の都合上可能な方は下記URLのフォームより入力をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScdskzBSkUz0bOb7rm_sAC7PTT9N651YGZAp3rbN_vfmqE0oA/viewform?vc=0&c=0&w=1&usp=mail_form_link

写真はイメージです

5/22『春季北海道山岳雪崩安全セミナー』が開催されました。

5月22日19時よりりんゆうホールにて70名ほどが参加してNPO法人北海道雪崩研究会主催『春季北海道山岳雪崩安全セミナー』が開催されました。
 1.『尻別岳で発生した雪崩調査報告』に先立ち、遭遇当事者Cさんから映像とともに生々しい状況報告がありました。
 2.『雪崩事故における埋没深について』は死亡と埋没深の関係の報告などがあり、欧米などとの比較・考察がされました。
 3.『雪崩講習会上級実践クラス報告』は各種データ収集・整理からのリスクマネジメントシートまとめと現地状況との照合によるリスクマネジメントと行動判断などについての説明がありました。
 次回秋季セミナーは10月開催予定です。

5/22春季北海道山岳雪崩安全セミナーのご案内

NPO法人北海道雪崩研究会主催『2019年春季北海道山岳雪崩安全セミナー』が開催されますのでぜひご来場ください。
当日受付も可能ですが会場の都合上facebookアカウントをお持ちの方はポスターに記載のQRコードより「2019年春季北海道山岳雪崩安全セミナー」のイベント参加予定をクリックしてください。

日時 2019年5月22日(水)19:00~21:00(受付18:30)
場所 りんゆうホール札幌東区北9条東2丁目
   (株)りんゆう観光3階

プログラムは以下のとおりです。

1.『2月3日尻別岳で発生した雪崩調査報告』~遭遇当事者の映像とともに振り  返る~ 中村雅樹(北海道雪崩研究会)
2.『北海道の雪崩事故における埋没深について』松浦孝之(北海道雪崩研究会)
3.『北海道雪崩講習会上級実践クラスの活動報告』~基本・中級クラスからのス  テップアップ~ 工藤嘉高(北海道雪崩研究会)

2/25講師反省会を開催しました。

 テレビ塔会議室にて今シーズンの雪崩講習会参加講師の反省会が行われました。受講生及び講師のアンケート結果をもとに、次年度に向けてカリキュラム、教え方などについて熱い議論がされました。アンケート項目は実習時間配分、講習メニュー、指導の仕方、受講生の理解度、各講習項目の難易度、シナリオ・トレーニング、講習地の適正、理論講座の内容など多岐に渡りました。

2/6尻別岳雪崩調査に行きました。

2月3日に尻別岳夏尾根南斜面にて雪崩が発生したことに伴い北海道雪崩研究会3名+外部1名にて現地調査を行いました。デブリ、走路、破断面、雪質など貴重なデータが得られました。今回の調査レポートは5月22日りんゆうホールにて開催の「北海道山岳雪崩安全セミナー」に報告予定です。

2/2-3北海道雪崩講習会比布講習会が開催されました。

 2019年2月2日3日、遊湯ぴっぷ、北嶺山とその周辺にて『北海道雪崩講習会 in ぴっぷ』が開催されました。座学、積雪観察、個別トレーニング、シナリオトレーニングなど2日間をかけて実施しました。
 ピットチェックでは、顕著な弱層は見られなかったものの新雪、こしまり雪、しまり雪など比較的分かりやすい積雪が観察できました。
シナリオトレーニングは3ステージが用意され、受講者は、複数埋没や雪崩トランシーバ未装着者への対応など、苦慮しながらも各ステージをクリアしていきました。
 修了証を手にした受講者の皆様、大変お疲れ様でした。講習会は一通過点に過ぎません。引き続き雪崩リスクを心がけて雪山を楽しみましょう。
また、ご一緒できる日を楽しみにしています。
 参加いただいた講師、スタッフ、関係者の皆さん、協力いただいた比布町、遊湯ぴっぷ、ぴっぷスキー場に感謝申し上げます。

1/26・27北海道雪崩講習会キロロ校が開催されました。

 26日27日キロロスキー場コース外にて基本クラス32名・中級クラス11名・上級実践クラス5名・講師志望生3名・講師20名・運営委員6名、総勢77名が参加して北海道雪崩講習会キロロ校が開催されました。夜の座学では、雪崩医療入門やファーストエイド実技、雪山用レスキューシートデモなどがありました。

 26日は1107峰取付き付近のため穏やかでしたが、27日はゴンドラ山頂駅付近のため、低温・小雪のためかなり寒かったですが、無事に講習を終了することができました。参加いただいた受講生・講師・スタッフのみなさん大変お疲れでした。
 講習会は一通過点に過ぎません。引き続き常に雪崩リスクマネジメント&コンパニオンレスキューを心がけて雪山を楽しみましょう。来シーズンは基本→中級、中級→上級or講師志望など上位クラスへのステップアップをしてさらにスキルアップを図りましょう。

1/17キロロ実習講習会事前ミーティングが開催されました。

1月17日りんゆうホールにて、講師陣・受講生・運営委員が参加してキロロ実習講習会事前ミーティングが開催されました。前半は雪崩事故に学ぶと題して過去の雪崩死亡事故を検証しながら、雪崩リスクマネジメントやレスキューのポイントなどについて講演があり、後半は講師陣・受講生が本番に向けての事前準備の確認を行いました。都合により欠席の方には事務局から資料が送付されます。

1/12-13キロロ講習会講師事前クリニックが開催されました。

12日13日延べ25名が参加してキロロ講習会に向けての講師事前クリニックが開催されました。初日積雪観察、CT、ECTののちサーチ&レスキュー基礎訓練。2日目はシャベリング訓練ののち、マイクロボックスなど中級クラス向けの研修が行われ、教える側としての講習内容の共有が図られました。