10/23「秋季北海道山岳雪崩安全セミナー」が開催されました。

10月23日19時よりりんゆうホールにて140名ほどが参加して「北海道山岳安全雪崩セミナー」が開催されました。雪崩写真をもとに佐々木大輔さんから「数10cmの差で雪崩を誘発する」「ちょっとの方位の差で雪崩れる」「逃げ道を確認しておく」「「地形を利用しよう」「現場を見渡す、遺留物を探す」「暴露時間を短くする」「上部の地形をイメージしよう」「多くの人が滑ったエリアでも雪崩れる」「尾根をつなぐ」などなど、示唆に富むお話がありました。後半は当会会員から「雪崩レスキュー関連機器の現状」として、雪崩トランシーバー、ヒトココ(ヘリココ)、エアバッグなどに関しての最新情報提供がありました。

10/23北海道雪崩研究会設立20周年記念「秋季北海道山岳雪崩安全セミナー」が開催されます。

特定非営利活動法人北海道雪崩研究会はお陰様をもちまして今年設立20周年を迎えました。この度は、佐々木大輔氏を講師に迎え2019年秋季北海道山岳雪崩安全セミナーを開催する運びとなりました。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

日時 2019年10月23日(水)19:00~21:00(受付18:30)
場所 りんゆうホール札幌東区北9条東2丁目
参加費:500円
申込 当日参加も可能ですが、準備の都合上下記URLより参加申込をいただけましたら幸いです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScmtrd1EMFGE-6E1JCaltov_GO7uWZDakiGnZDIXMK4q10egw/viewform?vc=0&c=0&w=1&usp=mail_form_link  

プログラム
1. 『Skiing on the edge  生と死の間で』佐々木大輔 
日本山岳ガイド協会理事、国際山岳ガイド連盟、認定国際山岳ガイド、日本バックカントリースキーガイド協会所属、第51次南極地域観測隊セールロンダーネ地学調査隊フィールドアシスタント、国立登山研修所講師、国際自然環境アウトドア専門学校山岳プロ学科講師

2.『雪崩レスキュー関連機器の現状』 
榊原健一(北海道雪崩研究会、日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム、北海道医療大学)・工藤嘉高(北海道雪崩研究会)・飯島裕幸(北海道雪崩研究会)

主催:特定非営利活動法人 北海道雪崩研究会
http://kenkyu.h-nadare.com/

8/26「山岳事故の責任と組織のリスクマネジメント」講演会がありました。

8月26日19時よりアスティ45にて北海道雪崩研究会主催の「山岳事故の責任と組織のリスクマネジメント」についての講演会がありました。講師は当会の榊原健一。一般論として、過失、注意義務、安全確保義務、救助、使用者責任、事務管理、危険引受、保険、免責同意書、過失相殺などについて話があった後、大日岳事故などの事例紹介、ISO31000を元に組織のリスクマネジメントについての話がありました。事故が起こった場合も事前のリスクアセスメントの有無が安全管理義務の評価を左右とのこと。

8月26日(月)「山岳事故の責任と組織のリスクマネージメント」研修会(雪崩講習会等に関連して)を開催します。

雪崩講習会を運営する組織や個人、受講対象者の安全管理研修会を下記要領にて開催します。北海道雪崩研究会会員以外の組織・個人の方々の出席も自由となっておりますので、是非ご参加よろしくお願いいたします。講習とディスカッション形式での学習と情報交換の場となります。皆様と広く情報共有・交換が出来れば幸いです。

主 催 特定非営利活動法人北海道雪崩研究会
内 容 1.山岳事故の責任~免責と注意義務について 
     2.組織としてのリスクマネージメント
日 時 令和元年8月26日(月)19:00~20:30
場 所 北海道医療大学 札幌サテライトキャンパス 講義室A・B
  札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 12F 
  https://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~satellit/contents/access.html
参加費 無料
参考図書 登山者のための法律入門 (山と渓谷社)
https://www.yamakei.co.jp/products/2817510480.html

当日直接参加も受付させていただきますが、会場準備の都合上可能な方は下記URLのフォームより入力をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScdskzBSkUz0bOb7rm_sAC7PTT9N651YGZAp3rbN_vfmqE0oA/viewform?vc=0&c=0&w=1&usp=mail_form_link

写真はイメージです

5/22『春季北海道山岳雪崩安全セミナー』が開催されました。

5月22日19時よりりんゆうホールにて70名ほどが参加してNPO法人北海道雪崩研究会主催『春季北海道山岳雪崩安全セミナー』が開催されました。
 1.『尻別岳で発生した雪崩調査報告』に先立ち、遭遇当事者Cさんから映像とともに生々しい状況報告がありました。
 2.『雪崩事故における埋没深について』は死亡と埋没深の関係の報告などがあり、欧米などとの比較・考察がされました。
 3.『雪崩講習会上級実践クラス報告』は各種データ収集・整理からのリスクマネジメントシートまとめと現地状況との照合によるリスクマネジメントと行動判断などについての説明がありました。
 次回秋季セミナーは10月開催予定です。

5/22春季北海道山岳雪崩安全セミナーのご案内

NPO法人北海道雪崩研究会主催『2019年春季北海道山岳雪崩安全セミナー』が開催されますのでぜひご来場ください。
当日受付も可能ですが会場の都合上facebookアカウントをお持ちの方はポスターに記載のQRコードより「2019年春季北海道山岳雪崩安全セミナー」のイベント参加予定をクリックしてください。

日時 2019年5月22日(水)19:00~21:00(受付18:30)
場所 りんゆうホール札幌東区北9条東2丁目
   (株)りんゆう観光3階

プログラムは以下のとおりです。

1.『2月3日尻別岳で発生した雪崩調査報告』~遭遇当事者の映像とともに振り  返る~ 中村雅樹(北海道雪崩研究会)
2.『北海道の雪崩事故における埋没深について』松浦孝之(北海道雪崩研究会)
3.『北海道雪崩講習会上級実践クラスの活動報告』~基本・中級クラスからのス  テップアップ~ 工藤嘉高(北海道雪崩研究会)

2/25講師反省会を開催しました。

 テレビ塔会議室にて今シーズンの雪崩講習会参加講師の反省会が行われました。受講生及び講師のアンケート結果をもとに、次年度に向けてカリキュラム、教え方などについて熱い議論がされました。アンケート項目は実習時間配分、講習メニュー、指導の仕方、受講生の理解度、各講習項目の難易度、シナリオ・トレーニング、講習地の適正、理論講座の内容など多岐に渡りました。

2/6尻別岳雪崩調査に行きました。

2月3日に尻別岳夏尾根南斜面にて雪崩が発生したことに伴い北海道雪崩研究会3名+外部1名にて現地調査を行いました。デブリ、走路、破断面、雪質など貴重なデータが得られました。今回の調査レポートは5月22日りんゆうホールにて開催の「北海道山岳雪崩安全セミナー」に報告予定です。

2/2-3北海道雪崩講習会比布講習会が開催されました。

 2019年2月2日3日、遊湯ぴっぷ、北嶺山とその周辺にて『北海道雪崩講習会 in ぴっぷ』が開催されました。座学、積雪観察、個別トレーニング、シナリオトレーニングなど2日間をかけて実施しました。
 ピットチェックでは、顕著な弱層は見られなかったものの新雪、こしまり雪、しまり雪など比較的分かりやすい積雪が観察できました。
シナリオトレーニングは3ステージが用意され、受講者は、複数埋没や雪崩トランシーバ未装着者への対応など、苦慮しながらも各ステージをクリアしていきました。
 修了証を手にした受講者の皆様、大変お疲れ様でした。講習会は一通過点に過ぎません。引き続き雪崩リスクを心がけて雪山を楽しみましょう。
また、ご一緒できる日を楽しみにしています。
 参加いただいた講師、スタッフ、関係者の皆さん、協力いただいた比布町、遊湯ぴっぷ、ぴっぷスキー場に感謝申し上げます。